2017年01月18日

自然薯「お試しパック」の販売を再開しました。

最近は直売所などにも自然薯があったりして、以前よりは身近になった感があります。
でも、自然薯を食べたことがない人にとっては

これって本当においしいの?(。´・ω・)?

て感じだと思うし、食べたことがある人でも

こんなにいらないんだよね…(´・_・`)

ということもあるかもしれません。
自然薯の味には品種によってかなりばらつきがあるので、おいしいかどうかわからないのに大きなイモを買うのには、かなりの勇気とそれなりの財力が必要なんじゃないのかな、と思ったりします。
実際、私もときどき他の人が作ったものを買って食べたりもするのですが、できるだけ小さくて安いものを選んだりするのです(^_^;

そんなこともありまして。
自然薯をカットして小さな単位で売ってみよう、ということでお試しパックの販売を開始したのが2005年の1月23日。
それから1〜2年は売っていたと思うのですが、何しろ当時は丁度良い箱もなく、箱を手作りしていたので大変な手間だったようです。
当時は自然薯を短く切って売っているところは見当たらなかったので、取り組みとしては斬新だったのですが、残念ながら長くは続きませんでした。
(今は似たようなことをやっているところもあるようです。当時うちで使っていたようなうたい文句がそのまま書いてあるのは、偶然なのかどうなのか…?)

その後自然薯の販売自体を休止しており、最近になってまた売り始めたのですが、やはり「おいしい自然薯をもっと身近な食材にしたい。もっと気軽に食べてほしい。」という想いがあり、およそ10年ぶりに自然薯の「お試しパック」の販売を再開することにしました。
今は既製品の箱もあるので、以前ほど手間もかかりませんしね(^_^;

そんなわけなので、量も値段も手頃な300gで税込850円から。
短いので送料も税込540円とお安くなります。
「試しに食べてみるか。」という方も、「これくらいの量で十分。」という方も。
「他店の自然薯と食べ比べてみたい。」という方も、ぜひ「お試しパック」をご利用ください。
ご注文はこちらから。

http://www.sairaku.com/jinenjo/order.html

完全に宣伝になってしまいましたが、おいしい野菜の選択肢を増やし、食をもっと楽しく魅力的なものにしていくことが目標なので、機会があれば新しい商品のご提案もしていこうと思います。
タグ:自然薯
posted by airpotato at 19:30| Comment(0) | その他

2017年01月11日

抑制カボチャの試食結果

昨年の秋から何度か記事にしている抑制カボチャ。
34個収穫したうち22個を試食して傾向がわかったのでそのご報告です。

結論から言うと、それなりにおいしいものも中にはあるものの、その数は少なく、全体として納得できる味ではありませんでした。
外見は立派だし、味もまずくはないのですが、目指す水準には達していないので…
というわけで、商品化は急がず、今年もまた試行錯誤することに。

というわけで、おいしいカボチャをつくるという点では失敗だったのですが、試験としては有意義でした。
例えば、(今回の試験に限った話ですが)おいしかったカボチャとそうでないカボチャに外見上の違いがあったこと。

おいしいカボチャ。
PA150540.jpg

そうでもなかったカボチャ。
PA150522.jpg

何が違うかわかるでしょうか?

答えは、果梗(つると実をつないでいる部分)のコルク化の程度、です。
おいしかったカボチャは果梗が真っ白になるほどコルク化していますが、おいしくなかった方のカボチャは緑色の部分も見えます。
春播きのカボチャではこれくらいコルク化していればおいしかったように思いますが、抑制栽培では違うようです。
中には、カボチャ側しか果梗が太くならず、細い部分はほとんどコルク化しなかったものもあります。

何でそんな違いが出るのかというと、たぶん根やつるが途中で傷んでしまったからだと思います。
播種時期や着果位置、着果個数よりも、遅くまでつる(特に株元)がしっかりしていたかどうかの影響を強く受けているようです。
まあ、当たり前と言えば当たり前なんですけどね。
種屋さんの話でも、抑制栽培はつる持ちが悪い、と言われていましたが、まさにその通りでした。
カボチャはつるの途中からも根を出すので、株元が枯れてもつる全体が枯れることはありません。
実際、上のおいしくなかった方のカボチャでも、つるはしっかり緑色をしているのがわかると思います。
つるや葉が生きてればある程度の光合成はできると思うのですが、それでもやはりダメなようです。
うどんこ病が蔓延して葉が傷んでしまったことも原因の一つかもしれませんが、それだけではなさそうな気がします。

結局、わからないことはまだまだたくさんありますが、収穫期までつるがしっかりしていればおいしいカボチャができるかもしれない、ということはわかりました。
今年は、どうしたら最後まで根やつるを元気に維持できるか、ということに取り組みます。

タグ:カボチャ
posted by airpotato at 19:08| Comment(0) | 農業・生物

2017年01月08日

代替わり

菜楽のサイトの方では既に書いているのでお気付きの方もいらっしゃると思いますが、今まで父が経営してきた実家の農業を引き継ぎ、今年から私が経営者となりました。
私が就農したのが2013年の9月ですから、それから3年と少し…。
まだまだ農業者として未熟ですが、周りの助けを借りながら、できることからやっていこうと思います。

そもそも私が会社を辞めて農業を始めたことにはいくつもの理由やきっかけがありましたが、そのうちの1つが実家の農業を引き継ぐ、ということでした。
それは単に長男だから家業を継ぐ、ということだけではなく。

一つには日本の農家の高齢化と後継者不足の問題があったからです。
実家の近所でもそうですが、農家に後継者がいない。
現役の農家は高齢化が進んでいて、平均年齢は70歳に近づいています。
http://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/data/08.html

あと10年、20年が経ち、今の農家の多くが仕事を継続できなくなったとき、どうなるか。
国全体が高齢化すれば需要が減るかもしれないし、大きな産地ではある程度の後継者がいると思うので、需要と供給のバランスがどれくらい変わるかは未知数ですが、結構厳しいんじゃないでしょうか。
生産規模の拡大も政策として取り組まれていますが、日本の地形からすると限界があるような。
新規で就農される方もいらっしゃいますが、土地も農業経験もない状態から新規で参入するのは、正直言ってかなりハードルが高いと思います(それでも成功される方は尊敬します。本当に。)。
やはり、農家で生まれ育った私みたいな者が農家を継いだ方が、効率が良いんじゃないかと思うわけです。

もう一つが、農業技術や農地、優良な品種の継承の問題です。
農業技術ってある程度は標準化されている部分もありますが、それぞれの土地や地域で気象や地質、地形などの条件が大きく異なるので、どこでも同じやり方でうまくいくものではありません。
長い経験に裏打ちされた、それぞれの土地に合わせた技術や工夫が必要になります。
農地も、一朝一夕で肥沃な土壌になるわけではありません。
それぞれの土地で育まれた優良な品種も、簡単に生まれたものではないでしょう。
それぞれの土地に適合した優れた農業技術や肥沃な農地や優良な品種は、なかなかに得難い財産だと思います。
農業に限らず何でもそうですが、どんなに優れた技術であっても、これを継承する人がいなければそこで失われてしまいます。
品種についても、一度失われれば二度と同じものはできません。
継続的に技術を向上させていくためには、これらのものをきちんと受け継ぎ、さらに発展させて次に繋げていくことが必要になります。
農業を継ぐ、ということには、そんな意味もあるのだと思います。

もっとも、農業を継いで満足、というわけではなく、食と農をより楽しく、豊かで魅力的なものにすることが私の目的であり、経営の軸となる理念であることは以前にも書いたとおりです。
そうすることで、農業の魅力が増し、後継者が増えることも願ってはいるのですが。
posted by airpotato at 20:39| Comment(2) | その他

2016年12月21日

ドルステニア・バルニミアナの花

久しぶりの多肉ネタです。

たぶん多肉好きの人しか知らないと思うドルステニアですが、その中でもマニアックな、イモを持つドルステニア・バルニミアナ。
我が家に来て10年以上の付き合いになると思うのですが、いまだに性格がつかめない植物です。
思い出したように葉を出し、忘れたころに花を着けるという…
しかも、一度に1枚の葉しか出さず、しかもすぐに枯れてしまう(管理のせい?)。
おかげでイモは一向に大きくなる気配がありません(´・_・`)

それでも枯れずに、また花を咲かせました。
PC200706.jpg

日当たりが悪いせいか、花梗?が伸びまくりです。
ひゅるひゅる伸びて、そのうち何かを掴みそうでこわい…

正面から見たお姿。
PC200708.jpg

相変わらずのシュールないでだち。
形がいびつなのは、やはり管理が悪いからでしょうか(´・_・`)
他のドルステニア(全部ではありませんが)は1株でも種を着けてじゃんじゃん殖えるのですが、バルニミアナは花は咲けども一向に種ができない。
その辺りが普及しない原因の一つなんでしょうけど。

それにしても、数週間前から咲いていますが意外とまだハツラツとしていますね。
やはり気温が低い方が花もちが良いのかもしれません。

貴重な植物なので枯らさないように注意しないと。
タグ:多肉植物
posted by airpotato at 17:05| Comment(0) | 庭の仲間たち

2016年12月17日

ダイコンの出荷が始まりました

去年作ったダイコンは、年明けに売ろうと思ったらネグサレセンチュウにとりつかれていて無念の涙を飲んだのは1/8の記事のとおりです。

痛い目に遭ったので、今年はもうダイコンはいいかな、と思っていたのですが、去年買った種がたくさん残っていることと、レタス用の畑が少し余ったことに加え、去年安かったから今年は高くなるかも?という話もあって、ダメで元々、結局少しだけダイコンを作りました。

結果としては、今年の天候不順の影響もあってかダイコンはしばらく高値で推移し、今のところ値崩れはしていません。
スーパーの担当の方に相談したところ、市場は高いけどあんまり売れないんだよね…(´・_・`)
とのことでしたが、結局こちらの希望を聞いていただけることに。
いつもありがとうございますm(_ _)m

で、肝心のモノはというと、こんな感じ。
PC160700.jpg

肌に光沢がある、なかなかきれいなダイコンに仕上がりました(^o^)
去年失敗しただけに、少し不安がありましたが、安心しました。
葉もまだしっかりしているし、順調に売れてくれれば良いのですが。
タグ:ダイコン
posted by airpotato at 18:50| Comment(0) | 農業・生物