2016年11月21日

自然薯の試し掘り

最近は自然薯を栽培する人も多いようで、少し前から直売所などにも自然薯が出回るようになりました。
しかし、菜楽のアクセス状況を見てみると、自然薯のアクについて検索されているケースが多く、買ってはみたもののアクが出て困っている、という方も結構いらっしゃるようです。

自然薯はつるが枯れれば収獲適期だと思われがちですが、つるが枯れた後もしばらくはアクが出やすかったり、表面の皮が柔らかくて傷みやすかったりするのです。
特に、早く掘ったものを暖かい店内に長期間置いておくとアクが出やすくなるので、注意が必要です。
もっとも、「アクがあった方が自然薯らしい。」という方もいらっしゃるし、早い時期の需要もあるし、アクの出やすさは品種や生育状況によっても影響されると思うので、一概には言えませんが。

うちの場合はというと、それほどたくさん自然薯を作っているわけではないのと、できるだけアクのない状態で召し上がっていただきたいこともあり、販売は12月に入ってからにしています。
というわけで、遅ればせながら試し掘りをしました。

掘りあげた自然薯の様子。
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今年はずいぶん長く育っていますが、去年のように肌が汚いわけでもなく、この調子なら販売できそうです。
良かった…(安堵)

ただ、中には長すぎて栽培容器(パイプ)に収まりきらないものもあり、はみ出した部分が収獲するときに折れてしまったりします(-_-;
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せっかく折れたんだから、食べてみよう(´¬`*)
おいしくないものは売りたくないし、味見って大切ですよね。
タグ:自然薯
posted by airpotato at 20:12| Comment(0) | 農業・生物

2016年11月18日

カブの鶏そぼろ煮

カブのおいしい季節になりましたね^_^
我が家では浅漬け(というか、即席漬け)にして食べることが多いのですが、思い付きで鶏そぼろ煮にしてみました。
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味付けはシンプルに塩と隠し味の醤油のみ。
季節もののユズの皮をあしらってみました。
カブは葉も食べられるので、葉柄(葉の細い軸の部分)も彩りに入れてあります。

作り方は適当簡単で、
@ショウガと油を熱し、鶏ひき肉を炒める。
Aそぼろ状になったら、くし切りのカブと水を入れ、落し蓋をして煮る(途中、塩と醤油で味を調える。)。
B一度冷ましてカブに味をしみ込ませる。
Cカブの葉と水溶き片栗粉を入れて煮立てる。
Dとろみがつき、カブの葉が柔らかくなったら器に盛ってユズの皮を散らす。

塩を入れた段階の味次第ではだしの素を足そうと思っていたのですが、鶏のだしとカブの味が出ていておいしかったので、醤油を少しだけ入れて旨味を出すにとどめました。

反省点:
カブの葉が意外と硬かったので、予め火を通すか、若い柔らかい部分だけ使うかした方が良さそうです(ただし、時間が経つと葉(特に葉身)の色が悪くなったりするので注意が必要。)。
また、軟らかく煮たカブを混ぜるときに煮崩れしやすいので、途中でカブを引き揚げてから水溶き片栗粉でとろみをつけ、あんかけ風にした方が良いのかもしれません。

いつも最低限の調味料で行き当たりばったりかつ適当に作りますが、そこそこおいしくできるのは、素材の味に助けられている部分が大きいのだと思います(^_^;ゞ
凝った味付けはできませんが、その分素材の味を生かした料理ができればいいな、と思います。
タグ:カブ
posted by airpotato at 20:10| Comment(0) | ごはん

2016年11月13日

気温の低下とレタスの生育

ここのところレタス等の出荷が忙しくてすっかり更新が滞ってしまいましたが、ようやく一息つきました。
というのも、出荷できるレタスがあんまり無いという…(´・_・`)

今収穫しているレタスは、8月の下旬に播いたものです。
この時期になると日によって上下はあるものの、全体として気温が下がってくるので、種は毎日播いています。
気温が下がってくる時期にはだんだん生育が遅くなってくるので、播種日が1日違うだけでも、収穫が何日も遅れてしまうからです。
しかし、結球レタスの場合は、単純に生育が遅れるだけではなさそうです。

例えば、これは8/28に種を播いたもの。
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順調に結球が進み、(中には怪しいのもありますが)だいたい収穫できそうです。

こちらは8/29に種を播いたもの。
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葉っぱがもじゃもじゃしていて、ようやく結球が始まったくらいです。
この様子だと、収穫まで2週間くらいかかるかもしれません。
たった1日種播きが遅いだけで、この違い。
単なる生育の遅れだけでは説明がつきません。
8/29に播種したものは8/28に播種したものに比べて外葉(結球していない葉)が多いことを考えると、おそらく結球し始めるタイミングがかなり遅れたのだと思います。
レタスは温度に対して非常に敏感で、温度が高すぎても低すぎても結球開始が遅れたり、うまく結球しなかったりします(ただし、これが純粋に温度だけの影響なのか、温度に影響を受ける他の要因(例えば肥料の効き方など)が影響しているのかどうかはわかりません。)。
もちろん、上記写真のような差が単に温度だけの影響なのかどうかはわかりませんが、1日違いで種を播いて同じように管理しているつもりでもこれだけの差が出てしまうのは、レタス栽培の難しいところです。

ちなみに、この時期の出荷数量が激減してしまったのにはもう一つ理由があって、品種の切り替えが思うようにいかなかったこともあります。
先に書いたようにレタスは温度に敏感に反応するので同じ品種をシーズン通して栽培することができないため、温度への反応の異なる品種をいくつも組み合わせることによって長期間継続して出荷することができるようになるのです。
この時期は本格的な寒さが訪れる時期なので、それまでの生育の早い早生品種から、寒さに強い中生の品種に切り替えなければならない時期でもあります。
生育の早い品種から遅い品種に切り替えれば収穫時期に差が出てしまうのはわかっているので、何日も時期を重ねて播いているのですが、それでも予想以上に中生の品種の収穫期が遅くなれば、収穫できない時期が生じてしまうのです。

今回は上記のように早生品種の結球が途中から著しく遅れてしまったことに加え、それを埋め合わせるほどに中生の品種の生育が進まなかったことが、安定して出荷できなくなってしまった原因です。
種を播くときにもかなり悩みながら播くのですが、何しろその時点ではその後の気温の推移まではわからないので、安定した数量のレタスを出荷するというのは本当に難しいのです。
まあ、難しければその分やりがいもあるということなんですけどね(^_^;ゞ
タグ:レタス
posted by airpotato at 20:41| Comment(0) | 農業・生物

2016年10月29日

ニンニクの芽が出ない…

10/11、12と二日かけて植え付けたニンニク。
冬までの間にニンニクが育ち過ぎて失敗した去年の反省を生かし、少しだけ遅く植えたのは10/12の記事のとおりです。

去年や一昨年の記録を見ると、早いものは5日後とか8日後に芽が出始めているのですが、今年はというと…(´・_・`)
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出るには出始めているのですが、かなりばらつきが大きく、芽が出たのは半分にも満たない程度。
ちなみに手前の畝が自家採種の種を植えたもので、奥が今年買った種を植えたもの。
明らかに買った種の方が良く芽が出ています。
ちなみに、一昨年初めて買ったニンニクの種は全て芽が出ましたが、自家採種して去年植えたニンニクはばらつきが大きく、芽が出ないものもそれなりにありました。
しかし、今年ほど芽が出ないということはなかった。

不安に駆られて掘ってみると、ニンニクは無事で少しだけ根が伸びています。
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良かった(;´∀`)

本を読むとニンニクの芽が出てくるまで20日ほどかかると書いてあるので、種の状態によってはやはりそれくらいかかってしまうのかもしれません。
ちなみに今年買った種はニンニクの基部に根のぶつぶつが見えていたので、すでに休眠から覚めていたのでしょう。
自家採種のニンニクはそのような気配は無かった(少なくとも植えるときに気づかなかった)ので、まだ休眠が覚めていなかったのかもしれません。
ニンニクの休眠は低温で打破されるといいますが、具体的にどれくらいの低温にどれくらいの期間遭遇すると休眠が打破されるのか、(当然品種によって違うのでしょうが)具体的な資料が見当たりませんでした。
ニンニクを浅植えにすれば外気の影響を受けやすいので低温で休眠が覚めやすいのだと思いますが、深植え(しかも黒マルチ)にしているので、地温がなかなか下がらず休眠が覚めにくかったという事情もあるのでしょうか。

もしかしたら本の記載どおり20日程度で芽が出てくるのかもしれませんが、植付け時期の決定に際しては去年や一昨年のデータを参考にしているので、芽が出るまで20日もかかるとなるとずいぶん予定と変わってしまいます(-_-;
まあ、それでも出ないよりは良いのですが…
芽が出るころにはかなり冷え込んでいて、結局伸びずじまい、なんてことも考えられるので、どうにも落ち着きません。
冬までの間にある程度は育っていないと、大きなニンニクを収穫するのは難しいでしょうからねぇ…(´・_・`)

なかなか思いどおりにはいかないものです。
タグ:ニンニク
posted by airpotato at 20:10| Comment(0) | 農業・生物

2016年10月23日

サトイモの出荷が始まりました。

夏の干ばつの影響が懸念された今年の里いもですが、灌水の甲斐があってかその後は概ね順調に生育しました。

収穫期を迎えたサトイモ。
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サトイモは葉が倒れてくると収穫期のサインだと言われますが、ずいぶんしっかり倒れましたねー。
いつもこんなに早かったっけ?
ちなみに近所ではもうとっくに出荷している方もいらっしゃいますが、うちは植えるのが遅いうえに早生の品種ではないのでいつも収穫が遅いのです(^_^;ゞ

鎌で葉を切り倒してトラクターで掘り上げたところ。
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粗く土を落としてみると、結構大きな株になっています。
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株をばらして箱に詰めたところ。
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芋の割れなどもほとんど無く、きれいな肌のサトイモです。
個々の芋はそれほど大きくありませんが、芋数が多いので収量はまあまあかな?
まだ10月なのでこれからも育ちますが、最近の畑の乾燥と葉の状態を考えると、どれくらい育つかは未知数ですね。
強い霜に当たると葉が枯れてしまうので、いつまで葉がもつのかによっても芋の大きさが変わってきます。

ちなみに、早く掘ったサトイモはふわっとした軽めの食感とサッパリとした味わいが特徴です。
芋がさらに熟してくると、ねっとりとしてコクと旨味のある味わいに変わってきます。
また、品種や芋の部位(子芋、孫芋、小頭など)によっても、味や食感はずいぶん違います。
色々な芋を食べ比べて、自分好みの味を探すのも楽しいかもしれませんね。
タグ:サトイモ
posted by airpotato at 19:07| Comment(0) | 農業・生物